おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)v
新緑が気持ちの良い季節になってきましたね!
医院の庭も藤棚が満開の時を迎えています☆
次回、アップしようと思います(^^)v
さて、皆さんは歯磨き粉を購入される際、どのような基準で選ばれていますか?
「家族で使っていたもの」
「好きな俳優がCMで宣伝していたから」
その理由は人によって様々だと思います。
最近では、多くのメーカーから様々な種類の歯磨き粉が販売されていますよね。
「店頭に行ったけど、数が多くてわからなかったから、安いのを買った」
価格も歯磨き粉を選ぶ際の大切な基準の一つです。
しかし、もしCMの俳優や価格などを基準に買って自分に合わなかったら、時間とお金がもったいないですよね。
そのような事態を防ぐためにも、歯磨き粉はそれに使われている成分を基準に購入するようにしましょう。
今後、成分表記を見て歯磨き粉を購入して頂けるように、今回は歯磨き粉の成分についてお伝えします。
まず、歯磨き粉の必要性についてです。
皆さんは何故歯磨き粉を使う人が多いのか考えたことはありますか?
歯磨き粉を使わなくても、歯ブラシだけで歯の汚れを落とすことは可能です。
では、何故歯磨き粉を使うでしょうか。
その答えは、「歯磨き粉の成分による効果」です。
歯磨き粉に含まれている成分によって、ホワイトニングや汚れ落としなど、それぞれ違った効果が発揮されます。
歯磨き粉を購入される際には、自分が歯磨き粉に何を期待するのかを明確にしておきましょう。
次に、歯磨き粉に用いられている成分と効果についてです。
・硝酸カリウム
効果:歯の知覚過敏を抑えて、歯にしみるのを抑えるに用いられる成分。
ホワイトニングを行った後の知覚過敏予防などに用いられる。
「知覚過敏を防ぐ!!」と宣伝している歯磨き粉の中には基本5%程度含まれている。
・フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム
効果:歯の表面密度を高め、歯を固くする成分。
虫歯菌が出す酸にも負けない丈夫な歯に成り、虫歯予防に繋がる。
・炭酸カルシウム
効果:歯の表面の汚れを落とす研磨剤の役割を果たす成分
・過酸化尿素
効果:ホワイトニングした歯を維持するために用いられる成分。
・トリクロサン、チモール
効果:虫歯菌や歯周病菌などに対して殺菌作用を持つ成分。
・サリチル酸メチル
効果:歯茎の炎症を抑える成分。
・ユーカリプトール
効果:ニオイが強いが、歯肉炎を防止する成分を持つ。
今回は、歯磨き粉の重要性と歯磨き粉選びに欠かせない成分についてご説明しました。
成分表記以外に、注意書きにも目を向けましょう。
「週に一回」と書かれている歯磨き粉を毎日使用してしまうと、研磨剤によって歯を傷つけてしまう恐れもあります。
成分と使用方法に注意して、歯磨き粉を使いましょう。
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