おはようございます☆佐久市の歯医者、黒岩歯科医院院長の黒岩司です(^^)/
先日の土曜日には、医院のスタッフと焼き肉屋で食事会を開催しました☆
やはり、仕事だけでなく、こうした親睦会というのは必要ですよね!
コロナ禍で数年、控えていた時期もありましたが、
これからも定期的に開催していこうと思っています☆
ウチのスタッフ、焼き肉が好きみたいで(笑)
さて、みなさんは虫歯について、どのくらいご存知でしょうか?
「虫歯菌が、歯を食べる?」
ちょっと違います!
虫歯は、お口の病気で一番基本になる病気なので、
特に詳しく知ってもらいたいと思っています☆
今までも虫歯の虫歯のことを記事にしてきましたが、
少し詳しくお話ししていきます!
実は、口の中には、たくさんの菌が生息しています。
どれくらい多いのかというと、300~700種類の菌が、
合計で1000億個以上いると言われています。
しかし菌は、すべてが体に悪影響を及ぼしているわけではなく、
良い菌と悪い菌の両方が生息しています☆
この中で、虫歯の一番の原因と言われているのが、「ミュータント菌」です!
食べ物に含まれる糖分によって、ミュータント菌の活動は活性化されます。
活性化したミュータント菌は、プラーク(歯垢)を形成します。
このプラークは、他の細菌の住処ともなります。
通常、プラークは歯ブラシによって除去されます。
しかし、歯の隙間などにプラークが除去できない場合は、
プラークの中でミュータント菌がどんどん増殖していきます!
ミュータント菌は、プラークの中で酸を生み出します。
通常時には、口の中はpH7付近の弱酸性の状態になっています。
しかし、ミュータント菌が酸を発生させると、
口の中のpHが徐々に下がっていきます。
pHが約5.5を下回ると、歯のエナメル質から、カルシウムやリンなどが、
溶け出していきます。
虫歯菌が歯を食べているわけではなく、虫歯菌が出す酸によって、
歯が溶けているんですね!
食事をとると、pHが低い状態になりますが、
しばらくすると唾液がpHを調整し、もとの弱酸性に戻ります。
しかし、間食をとってしまうと、pHが弱酸性に戻る前に、
酸性度が再び上がってしまいます。
つまり、歯が溶けやすい状況が続くということです。
また、寝る直前に間食をとり、そのまま寝てしまった場合、
就寝中は唾液が出にくいため、口の中が酸性の状態が続くことになります!
虫歯は、症状の進行度合いによってC1、C2、C3、C4という
ステージに分かれています。
C4の状態は、歯の根っこまで虫歯が進行している状態です。
さらに、虫歯が進行すると、体中に細菌がまわり、
重度の炎症を引き起こす場合もあります!
こうならないためにも、食後は歯磨きを行うようにしてください!
また定期的に歯医者で検診を受けるようにしましょう!
今回は、虫歯の原因について、みなさんに勉強していただくために、
少し詳しく虫歯についてお話ししました☆
原因についてしっかり理解した上で、
日々のケアをしっかり行っていきましょう☆
また、定期的に歯医者さんで検診を受けて、
専門家によるクリーニングもしてもらいましょう☆
佐久市 黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!