おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩です(^^)/
昨日は長男のたっくんの7歳の誕生日でした
いつの間にか赤ちゃんから少年になっており、感慨深いものがあります!
さて、「あなたの歯、知らないうちに抜けていませんか?」
歯周病は、進行していても自覚症状がでにくい病気です。
気が付いた時には、「抜歯するしか選択肢がない」なんてこともあります。
今回は、歯周病のケアの方法と治療の方法をご紹介します。
■自己ケアの方法
歯周病のケアは自宅で簡単に行うことができます。
丁寧な歯磨きはもちろんですが、使用する歯ブラシは
柔らかいものを使いましょう。
なぜなら、歯周病によって歯茎が痛んで腫れていると
出血を起こしやすくなってしまうからです。
また、柔らかい歯ブラシはプラークの除去や歯茎のマッサージに最適です。
歯磨きの仕方については歯と歯茎の間を優しく磨くようにしましょう。
歯周病の予防策として、プラークを残さないでおくことは重要ですので、
ゴシゴシ一通り歯を磨くのではなく丁寧に繰り返して歯を磨きましょう。
またその際に、歯ブラシの毛先が歯と歯茎に当たっているのを
意識しながら磨くと、より丁寧なブラッシングができます。
もう一歩踏み込んだケアの方法としては、歯間ブラシをおすすめします。
歯ブラシだけでは落ちきらない歯の間にあるプラークを
落とすことができるため、効率的にケアができます。
■歯科でのケア方法
歯科では主に「スケーリング」や「ルートプレーニング」を行います。
スケーリングとは、「スケーラー」という器具を用いて
歯磨きで落としきれていないプラークや歯石を除去します。
定期的にこの治療を行うと歯を綺麗な状態で維持できます。
「ルートプレーニング」では、スケーリングでも取り除けない
歯の根っこの歯石を除去します。
■歯周病の治療方法
歯周病はとても気がつきにくい症状ですが、進行してしまうととても厄介です。
上記の歯科での治療でも対処できなくなった場合は、
「フラップ手術」を行います。
「フラップ手術」とは、歯肉を切り開いて奥にある歯石やプラークを
除去する手術です。
歯周病の発覚が遅くなりすぎると、他の歯にも影響を及ぼしかねないので
抜歯を行うこともあります。
いかがでしたか。
毎日歯磨きを行っていると、その行為が作業化してしまいます。
歯を健康に保つという目的を忘れて適当に磨いていては、歯を失いかねません。
歯周病はとても聞き慣れた病気ではありますが、
適切な治療を施さないと口内の環境に悪いのはもちろん、
連鎖して他の病気を併発することもあります。
この記事をお読みになって気になった方は
改めてご自分の歯の状況を歯医者さんまで確認しに行ってくださいね☆
ではまた☆

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!