おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/
皆さんは、人の顔の印象はどこで決まると思いますか?
目、鼻、口…など人により様々だとは思いますが、実は、「歯並び」も印象を決める大事な要素の一つです。人は笑顔の方が好印象を与えるため、ニコッと笑ったときにきれいな歯がのぞいていたら素敵ですよね。
「歯並びに自信がない…」「思いっきり笑えない…」という方、大丈夫です。今からでも遅くありません。これから、全8回にわたって歯並びをよくする「矯正」についてご説明したいと思います。
前回まで、歯並びの重要性についてお話ししました。第三回目の今回は、噛み合わせについてお話ししたいと思います。
良い噛み合わせとは、左右上下の歯が均等に噛んで、噛む筋肉や顎の関節に負担のかからない噛み合わせのことです。
噛み合わせは年齢と共に変化します。歯がすり減ったり、噛む筋力が弱くなったり、顎の関節が変化したり、歳をとれば自然に変わってきます。
しかし、悪い噛み合わせとは、この自然な変化ではなく、歯並びの悪さや、どこかの歯が欠けている等の原因によって噛むバランスを崩してしまうことです。
嚙み合わせは、体に様々な影響をもたらします。当てはまる項目がないか、見ていきましょう。
・虫歯
噛み合わせが悪いと、虫歯になりやすくなります。
歯の汚れは、歯と歯がぶつかったり、食べ物をよく噛んだりすることによって落ちたり、付きにくくなったりします。
しかし、噛み合わせが悪いと歯が当たる部分が少なくなり、自然に汚れが落ちないため、虫歯になってしまいます。
・顎関節症
顎関節症は噛み合わせがいい方にも起こりますが、噛み合わせが悪い方は悪化しやすい傾向にあります。
噛み合わせが悪い方は、噛んだ時に安定しないために、顎の関節に負担が多くかかります。噛み合わせで支えている部分が少ないために歯の磨り減りや歯科治療の少しの変化で顎に負担がかかり顎の症状が出てしまいます。
・顔の歪み
顔は表情筋や咀嚼筋などの筋肉で多くの部分が作られています。
噛み合わせが悪いと片方だけで噛むようになるため、筋肉の使い方が左右で偏ってしまいます。そして、筋肉の厚さが変わり、顔がゆがんできます。
さらに、顔の骨は筋肉の厚みによって変化するので、最終的には顎の形まで変わってしまうこともあるかもしれません。
いかがでしたか?
次回も引き続き、かみ合わせについてお話しします。引き続きお読みいただけましたら幸いです。

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!