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長野県佐久市の歯医者、黒岩歯科医院のブログ

「乳歯が抜ける時期っていつ頃がいいの?」と不安なお母さんたちへ

こんにちは☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪
HPがリニューアルされて初めての投稿だったため、手間取ってしまい、お昼の投稿になりました!

「ちっちゃなかわいい歯が生えてきて喜んでいたけど、しばらくたって気が付くともうぐらぐらしている・・・抜けるのには早すぎたりしないのかな・・・?」
と不安になるお母さんたちも多いのではないでしょうか?

子供の成長はうれしい一方、不安なこともいっぱいですよね。

今回は、乳歯に関する不安についてお話しします。

■乳歯の抜ける時期は?

乳歯は生後6か月を過ぎたころから生え始め、2歳半から三歳半ごろに20本が生えそろいます。乳歯は生えてから大きさが変わることがないため、成長していくにつれて顎の大きさに対してバランスが悪くなってしまいます。そのため、乳歯は抜け落ち、永久歯に生え変わっていくのです。

最初の歯がぐらぐらし始める年齢は、6歳が平均的です。そこから7年ほどかけて、28本の永久歯に生え変わっていきます。

もちろんですがこの年齢には個人差があります。乳歯の生えた時期によって、生え変わりの時期も違ってくるため、お子さんの乳歯の生え変わりの時期が、早すぎたり、遅すぎたりするのではないかと心配に思ったとき、まずはお子さんの乳歯の生え始めた時期は、平均より早かったのか、遅かったのか思い出してみてください。

一般的に、平均の年齢である6歳の、前後2年ほどであれば、早すぎや遅すぎと不安になる必要はありません。

■乳歯が抜けた後、永久歯が生えてこない!

乳歯が抜けたのに、次の歯がなかなか生えてこないとき、「なにか問題があるのではないか」と不安になることもあるでしょう。しかし、乳歯が抜けてから3か月ほどでしたら特別心配することはありません。

特に前歯は乳歯が抜けてから、永久歯が生えてくるまで時間がかかることがあります。半年たっても永久歯が生えてくる気配がないときは、そもそも永久歯がない可能性があるため、定期検診などの際に歯医者にご相談ください。

■乳歯が抜ける時期が早すぎても歯並びは大丈夫?

乳歯が早く抜けると、顎の成長のタイミングと会わず、歯並びが悪くなるといわれることがあります。しかし、ただ乳歯が早い時期に抜けたからと言って、歯並びが悪くなるわけではありません。

顎の大きさがまだ明らかに小さく、永久歯が斜めに生えてきている場合は成長を注意してみてあげましょう。

ただし、子どもの成長は早いため、成長に伴い自然に歯並びが揃うこともあります。少し様子を見ていてもよくならない場合や、気になる場合には、一度歯医者の方にご相談ください。

歯の健康は大人になってからも非常に大切なものですよね。
生え変わりの時期は個人の成長に任せ、自然に行うことが一番ですが、今後一生付き合っていく永久歯の手入れのスタートの時期でもあるため、歯並びや虫歯など十分に気を付けて見守ってあげてくださいね。

 

歯医者の麻酔が不安な方へ!安心して治療を受けるための麻酔基礎知識

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

歯医者で、健診だけではなく痛みを伴う処置をするとき、ほとんどの場合、患者さんが痛みを感じないように、麻酔を使います。「麻酔」という響きだけでも苦手な人もいらっしゃるのではないでしょうか。わからないものへの不安は、知ることによって和らぎます。安心して麻酔を用いた治療を受けていただくために、今回は麻酔について少し詳しくお話しします。

■麻酔のしびれはいつ切れる?

歯の治療に使われる麻酔はいくつか種類がありますが、一般的な治療で使われる麻酔は浸潤麻酔よばれ、1時間~3時間ほどの麻酔の効果があります。親知らずの抜歯などで使われる伝達麻酔の効果は3時間~6時間ほどです。

また、子どもの場合は大人より少ない量で麻酔を行うため、1時間~2時間程度で切れます。治療の内容や患者さんによって麻酔の継続時間は変わるため、必ず「何時間くらいで効果が切れるのか」教えてもらうようにしましょう。

■麻酔が効いているときに注意する3つの点

①食事は避ける
ほとんどの場合、麻酔を用いた治療後には「麻酔が効いている間は、食事を避けてください」と言われます。これは、麻酔が効いている間は口の中の感覚が鈍くなるため、誤って強く口内を噛んでしまった場合や、やけどするほど熱いものを食べた場合にすぐに気が付けないからなのです。

食べ物だけではなく、コーヒーなどを飲む場合も熱くないか、口の中に入れる前に十分に確認してください。また、お子さんの場合は治療後すぐにおなかがすくと、麻酔が切れるまで我慢しなければならないため、歯医者に行く前に軽く食事をとるなどの工夫をしてあげましょう。

②激しい運動は避ける
激しい運動の際に、口の中だけではなく、唇を噛んでしまう場合があります。いつもなら噛んでいる強さがわかるため、問題ないのですが、麻酔が効いているときは、想像以上に強く噛んでしまっていて、出血を伴う大きなけがになる場合があります。激しい運動はなるべく避け、何かの拍子に強く噛んでしまわないように注意をしなければなりません。

③患部に触れない
特に麻酔が初めてのお子さんの場合、しびれている感覚が珍しく、患部を手で触ってしまうことが少なくありません。大人の方でも、麻酔の効果が切れ始めたときのかゆみや違和感があり触れてしまう方がいらっしゃいますが、それはぐっと我慢しましょう。爪で口内を傷つけてしまう危険があるだけではなく、雑菌が幹部から入ってしまう機関があるからです。

麻酔について知ると、少し不安も解消されるのではないでしょうか?
麻酔が効いているときに気を付けるポイントを知り、医師としっかり相談すれば怖いものではありません。

麻酔は患者さんに痛みを感じない治療を受けていただくための処置です。まだ不安がある場合は、治療の前に十分に説明を受けて、安心して治療を受けられるようにしてくださいね。

 

インプラントの講習会と☆

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

この週末は、勤務医時代の先輩と同期、そして今もお世話になっている技工士さんと
インプラントの講習会に出席してきました!

先輩と同期とは久しぶりの再会だったのですが、お互いに情報交換をし、
非常にためになりましたし、刺激をもらいました。

技工士さんは、千葉で働いていて、長野からいつも郵送しているので、
電話やメールのやり取りが中心になるのですが、お互いに日々感じていることを
直接話す良い機会になりました。

今後は、機械の進歩により、データのやり取りで、技工物の作製が
出来る時代になりそうですね。

インプラントの講習会では、本当にためになる情報をたくさん
得ることが出来ました!

新しいインプラントの技術と材料の導入を本気で考えています!

土日に家に不在だったので、日曜日の夜には、家族でちょっと遅めの夕食に出かけました!

やっぱり、子供たちには癒されますね♪
今週はインプラントのオペが立て続きますが、今回勉強したことも生かして、
頑張っていこうと思います!(^^)!
来週末の土日も講習会で患者様にはご迷惑をおかけします。

ではまた☆

佐久市の歯医者に質問!「親知らずってみんな抜く?いつ抜く?」

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

親知らずって痛くならないと、普段の生活で意識することってあまりありませんよね。
「親知らずを抜くってよく聞くけど、みんな抜くもの?いつ抜くもの?」
今回は、このような親知らずに関する基本的な疑問についてお答えします。

■親知らずってなに?

人類は昔、硬い木の実や動物の肉を食しており、もっと力の強い顎を持っていました。それが進化していく過程で、それほど強い噛む力が必要なくなってきたため、顎が小さくなっていったのです。

しかし、歯の数を変化させる進化が追い付いておらず、今では顎に収まりきらず、悪影響を与えることもある不必要な歯になってしまいました。最近では、進化が徐々に進んだ結果か、親知らずがない人も少なくありません。

■親知らずってみんな抜くの?

そもそも先天的に親知らずがない方以外は、親知らずを抜くことをおすすめします。なぜなら、親知らずは様々な要因から口内環境に悪影響を与えるからです。親知らずが歯茎を押しのけて生えてこようとするとき、本来ならまっすぐ生えるはずが、顎のスペースが余っていないため斜めに生えてくることが多いのです。

そのとき問題となるのが、「となりの歯を虫歯にしてしまうこと」です。斜めに生えてくることで、磨くことができないスペースができ、高い確率で虫歯が発生します。虫歯が神経まで達すると、激痛を感じ、その歯は修復不可能です。

また、まっすぐ生えてきた場合でも、噛み合わせの悪化の原因になったり、奥歯で磨きにくいため、気を付けていても虫歯になったりしてしまいます。
歯の健康は、身体の健康にとっても大切です。より健康な口内を保つためにも、親知らずの抜歯をおすすめします。

■親知らずっていつ抜くの?

個人差はありますが、親知らずは12歳~16歳の間に歯の上部分が完成し、17歳~21歳ごろに生えてくることが多いとされています。そして18歳~25歳で歯の下部分の根っこが完成し、親知らずが完成です。

親知らずを抜くべき時期は、「生え始めから、根っこの完成前までの時期(17~25歳)」です。根っこの成長が進めば進むほど、抜きにくくなってきます。
「親知らずの痛みで悩むようになったら抜歯を考えようかな・・・」では遅い場合があるのです。

歯が柔らかく、処置のダメージが少ない時期になるべく抜いてしまうようにしましょう。

 

いかがでしたか?
お口の健康はいつまでたっても大切なものです。25歳を超えている方でも、親知らずは、今後様々なお口の問題の原因となる可能性があるため、抜歯をご検討ください。親知らずでお悩みの方はぜひご相談くださいね。

 

親知らずは抜いた後が痛みます:怖いドライソケットとは?

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

大人になってから口の奥に生えてくる親知らず。
虫歯になりやすく、歯並びが悪くなってしまうこともあるので多くの場合は抜いてしまった方が良いと言われています。

しかし、抜くのが痛そうで抜くのはためらわれるという方も多いのではないでしょうか?

実際は、歯を抜いているときは麻酔をしているので痛みはありません。むしろ歯を抜いて麻酔が切れた後に痛みが出てくるのです。

ほとんどの場合、抜歯後の痛みは痛み止めを飲むことでかなり抑えられ、日数がたつにつれて徐々に引いてきます。しかしいつまでたっても強い痛みが引かないことがあります。そのような場合は、ドライソケットの痛みが原因になっていると考えられます。

今回はこのドライソケットについてお話ししていきます。

○ドライソケットって何なの?

ドライソケットとは、抜歯した後の穴に血の塊ができずに、骨がむき出しになってしまっている状態のことをいいます。「抜歯窩治癒不全」とも言います。

本来は穴の中に血が溜まり、それがやがて固まり、血餅となって穴をふさいで治っていきます。しかし血餅がはがれてしまったり、形成されないと骨が露出しているので強い痛みを引き起こします。

○ドライソケットの特徴

・抜歯後数日たってから痛みが増してきた
・痛みが激しく、長引いている
・飲食時に痛みがよりひどくなる
・悪臭がする
・穴がぽっかり開いて内部が白っぽい

○ドライソケットになる原因

・うがいなどで血餅が流れてしまった
・血行が良すぎて血の塊ができなかった
・血があまり出なかった
・深く埋もれた親知らずなどの難しい抜歯だった
・喫煙をした(血流が悪くなる)
・感染を起こし炎症で血餅が溶けた

○ドライソケットに対する治療

・鎮痛剤や抗生剤による治療
・抜歯した穴に軟膏をつける
・抜歯した穴を再掻爬(引っ掻く)する

○ドライソケット予防

【抜歯前】
・体調を万全にしておく、抵抗力を高めておき感染を防ぐ
・しっかり歯磨きをして口の中を清潔にしておく、細菌を減らしておく

【抜歯後】
・血が止まるまでガーゼをしっかり噛む
・抜歯後数日間はできるだけ口をゆすがない
・抜いた部分を指や舌で触らない
・抜いた部分を吸わない
・当日は血行が良くなることを避ける(運動・飲酒・湯船につかるなどです)
・タバコは吸わない。治りが遅くなります。

いかがでしたか?ドライソケットができてしまうと相当な痛みを伴いますが、対策と意識だけしっかりしておけば大丈夫でしょう。これから親知らずを抜くという方は是非上記のポイントを意識してくださいね。

歯に膿がたまっている?!意外に多い「歯根嚢胞」とは?

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩です(^^

歯が浮く感じがする、寝ているときにズキズキと痛む、食事の時に噛むと痛い、といった症状が出始めているとき、もしかしたら歯の奥に膿がたまる歯根嚢胞(しこんのうほう)が進行しているかもしれません。今回は、意外に多い、歯に膿がたまる「歯根嚢胞」についてお話しします。

■歯根嚢胞(しこんのうほう)ってなに?

歯根嚢胞という言葉をあまり聞いたことがない方も多いでしょう。しかし、比較的多くの方が治療に訪れるメジャーな症状です。
歯根嚢胞とは顎の骨の内部で、歯の根っこの先端部分に膿の袋のような空間ができる症状を指します。

この空間は、骨を溶かしながら、どんどん膿がたまっていきます。
歯根嚢胞は生きている健康な歯では症状がでませんが、神経が死んでいるか、すでに神経をとっている歯に出てきます。もともと神経があった空間に細菌が繁殖し、根の先端から出て膿がたまることで歯根嚢胞の状態になるのです。

■歯根嚢胞の症状は?

歯根嚢胞は急性の場合、膿がたまり始めてすぐに痛みが出てくることもありますが、たくさん膿がたまって初めて自覚症状が出る方もいらっしゃいます。
歯根嚢胞の主な症状は

・歯が浮いている感覚がある
・就寝時にズキズキ痛む
・食事の際に噛むと痛い

などがあげられますが、痛みも自覚症状もほとんどない場合もあります。しかし膿はたまり続ける一方ですので、必ず治療は行わなければなりません。

■歯根嚢胞の治療法は?

歯根嚢胞は、通常の歯の表面付近の治療と異なり、根の治療となります。
① まずは歯の上部から歯の根の先まで穴をあけ、たまっている膿を出してしまいます。
② 歯根嚢胞は歯の内部のすきまの汚れ、細菌から始まりますので、細菌の繁殖している空間を削り落として綺麗にします。
③ 歯の内部を無菌状態に消毒した後、外部から細菌が再び侵入しないように詰め物をします。

以上が、主な治療法ですが、歯根嚢胞はこの治療をすれば完治するというものではありません。たまった膿をほったらかしていた場合や、1度の治療だけで放置した場合には、外部からの最近の侵入により、歯や歯茎が大きなダメージを受けてしまいます。定期的に健診を受け、経過を観察しましょう。

「最近なんだか歯の根っこの部分に違和感がある・・・」
「膿がたまってきている感覚がある・・・」
と感じた場合は、なるべく早く歯医者にご相談することをおすすめします。

早ければ早いほど治療によって感知しやすいからです。
もちろん、症状が出ないのが一番です。日ごろの歯磨きなどのご自宅のケアで、歯根嚢胞を予防しましょう。