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長野県佐久市の歯医者、黒岩歯科医院のブログ

歯磨き時の出血・痛みの原因について歯医者が解説!

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^_^)v

歯磨きの途中に口内から出血すること、よくありますよね。中には「痛みも感じる。」という方もいらっしゃいますが、何も感じないのに、出血していることもあるでしょう。
そのため、「出血を見るたびに歯茎が弱っているのか心配になります。」というお声をよく耳にします。
今回は、そんな歯磨き時の出血や痛みの原因について詳しくご紹介します。

■歯磨き時の出血や痛みの原因について

歯のクリーニングでは出血を伴ったり、強い痛みを伴うことがあります。特に、毎日の歯磨きが十分にできておらず、口内環境が悪い方はクリーニングで出血や痛みが伴いやすいです。なぜなら、歯茎に腫れや硬く固まった歯石などがあるからです。
出血や痛みの原因については以下で解説します。

・歯周ポケット奥深くにある歯石の除去

歯石は、歯垢がミネラル分や血液などと混合することで歯の表面に付着します。そのため、歯磨きで歯垢が落としにくい部分には歯石が溜まりやすく、歯の隙間や歯周ポケットなどに歯石が固着してしまいます。歯周ポケットが大きくなり、その奥に歯石がある場合には、それらを除去する際に出血や痛みを伴ってしまう可能性があります。

・長期間溜まっていた歯石の除去

歯垢が固まり歯石になってから長期間放置していた場合には、歯に強固にくっついてしまっているため、それを取り除く際にエナメル質の歯の表面まで剥がしてしまうことがあります。損傷したエナメル質は自然に修復するとはいえ、その際に痛みが生じることがあります。

・歯茎が腫れている場合

歯肉炎や歯周炎などが起こると、歯茎に膿や血液がたまって腫れてしまいます。こうした腫れがある場合にはクリーニングをした時に出血しやすくなります。

・歯茎が下がっている場合

歯茎が下がっていて歯根あたりの歯が露出していると、痛みを感じる場合があります。歯根付近は神経に刺激が伝わりやすいため、痛みを感じてしまいます。歯茎が下がる原因としては、歯周病や加齢などが挙げられます。

・歯石除去装置によるもの

歯石を取る装置として超音波スケーラーを用いる場合には、強い痛みを感じることがあります。超音波スケーラーは頑固な歯石を取り除くことが可能ですが、その振動や装置を冷却する水がしみるような痛みを生じさせる可能性があります。
口内の出血や痛みの原因はさまざまです。普段口の中を目にすることが少ないため、血が出ていたり、痛みを感じたりしても軽視しがちです。しかし、原因が分かれば歯茎を元気な状態に戻すことができます。そのため、ご自身の出血・痛みの原因は何なのか確かめるようにしてください。歯は一生ものですので、大切にしてくださいね。

 

これで解決!歯周病の原因と対策法について歯科医が解説!

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

歯のトラブルといえば、歯周病を思い当たる方はたくさんいらっしゃるかと思います。今回は、そんな歯周病の原因、対策法についてご紹介します。

■歯周病とは!?

歯周病とは、細菌の感染が原因で起こる炎症性疾患です。毎日の歯磨きがしっかりできていないと、歯の間に多くの細菌が溜まります。その結果、痛みは感じませんが歯肉の周辺が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしてしまいます。

そして、症状が進むと歯周ポケットが大きくなり、歯を支える土台が溶けて歯がグラグラ動くようになり、最終的に抜歯をしなければいけなくなってしまいます。

■歯周病の原因について

人間の口内には、500種類程の細菌が存在しています。これらは通常、害を及ぼすことはありませんが、歯磨きが不十分であったり、砂糖を過剰に摂取したりすると、細菌がネバネバした物質を作りだし歯の表面に付着します。これは歯垢と呼ばれとても粘着性が強く、軽く洗っても落ちません。

この歯垢の中にとてもたくさんの細菌が存在しており、虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。その細菌の中に歯周病を引き起こすものが多数存在していることが確認されています。

歯周病とは、この歯垢の中の細菌が原因で歯肉に炎症を引き起こし、歯を支えている骨を溶かす病気のことで、最悪の場合歯を失ってしまう可能性があります。歯垢は取り除かなければ硬く付着し、歯石と言われる物質に変化し歯の表面にくっつきます。これは、ブラッシングでは除去できません。

この歯石の中や周りにさらに細菌が侵入し歯周病を悪化させる毒素を排出します。
また、歯周病を悪化させる行為を以下に一覧でご紹介します。

・歯ぎしりをする。歯をくいしばる。
・不適合な義歯を使用している。
・不規則な食生活を送っている。
・喫煙をしている。
・ストレスがかかっている。
・全身疾患がある。
・薬を長期にわたって服用している。

■歯周病対策について

歯周病は予防も治療も可能な病気です。大切なのは、予防、診断、治療、そしてメンテナンスです。具体的には、正しい歯ブラシの方法で毎日歯を磨くことです。歯の表面を歯垢のない清潔な状態に保つようにしましょう。

また、歯肉の中に入っている歯石を完全に取り除き、表面を綺麗にして炎症を引き起こす原因となる細菌を除去することです。
これは、セルフケアでは難しいので気になる方は歯科医にクリーニングをしてもらうようにしましょう。
歯周病は、、現在では進行を止めることが可能となりました。しかし、歯周病の原因となる歯垢は日頃の歯磨きで取り除けるため、普段から気をつけて歯磨きをするようにしてくださいね。

 

【必見】歯並びが悪くなる原因について歯科医が簡単解説!

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

「歯並びが気になって口を開けて笑えない」こんな悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃるかと思います。そこで今回は、歯並びが悪くなってしまう原因についてご紹介します。

■歯並びが悪くなってしまう原因について

○遺伝によるもの

・歯の大きさや形、上下の顎の骨の大小やバランスが原因となり歯並びが悪い
・歯が通常よりも生まれつき少ない「先天性欠如」などが原因で歯並びが悪い

このような原因に当てはまる方は、生まれてくるときに両親から受け継ぐ遺伝子情報の影響で、歯並びが悪くなっていると考えられます。両親や祖父母も下顎前突や前突の場合は新生児も下顎前突や前突である可能性が非常に高くなります。
また、両親が歯並びに問題なくても、遺伝によって決まった歯の大きさ、上下の顎の骨の大きさやバランスの問題が相重なって歯並びが悪くなってしまうケースもあります。

○くせや習慣

・硬いものをあまり食べない
・ふとした時に口が開いている
・指をしゃぶったり爪を噛んだりする
・着座時や寝転がっている際に頬杖をつく
・下唇をよく噛む

以上のようなくせや習慣があると気づかないうちに歯並びに悪影響を及ぼしてしまいます。例えば、硬いものをあまり食べない人やふとした時に口が開いてしまう人は口の周りの筋肉が弱く、歯が舌に押されることで力が加わり、気づかない間に歯を前に押し出してしまう原因になります。

また、指をしゃぶったり爪を噛んだりするくせも、長時間一部の歯を一方向に押すことで少しずつ歯が移動して歯並びを崩してしまいます。

頬杖をついたり下唇を噛んだりするくせがある場合も同じく、口の中のバランスを乱してしまい、歯並びを悪くしてしまいます。大人になってからも歯は動くため、歯並びが悪くなってしまう可能性が十分にあります。そのため、気になる方はご自分のくせや習慣を見直すようにしてください。特に、歯周病が原因で歯が溶けてしまっていると歯が動きやすくなるので注意が必要です。

大人になっても歯並びは悪化することがあります。例えば、親知らずを抜いたときです。親知らずを抜くことで、顎にスペースができてしまい、力の均衡が変わり、歯並びに悪影響を与えます。また、親知らずを抜かずに放置しても、奥歯から前方向に負荷がかかり、歯並びが乱れることもあります。

他にも、毎日の咀嚼によって歯並びが乱れるケースもあります。咀嚼は前方向に押し出される力が加わるため、それが原因になります。また、偏った歯ばかりで噛んでいると片方の顎ばかり発達してしまうこともあります。

 

【必見】歯並びをよくする治療法について歯科医が簡単解説!

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

歯並びを治したくても、「重々しい器具をつけるのはちょっと…」という方がたくさんいらっしゃいます。しかし、実は歯並びの矯正にはさまざまな種類があるのです。そこで、今回は、歯並びをよくする治療法についてご紹介します。

■歯並びをよくする治療法について

・ワイヤー矯正
ワイヤー矯正は、歯並び矯正でよく用いられるオーソドックスな治療法です。歯にブラケットを取り付けてワイヤーでとめ、圧力をかけて歯を少しずつ動かしていきます。

矯正が終了するまで装置は自力で取り外すことはできません。長い間用いられている治療法のため、症例の数も多く、治療の適用範囲が広いのが特徴です。治療期間は平均1~2年です。

また、基本費用の平均は小児矯正で30万円~60万円、成人矯正で60万円~100万円程度です。それに加えて、ワイヤーの調節費用が月に1万円弱かかります。期間や費用は歯の状態によって変化するため、個人差があります。

・金属ブラケット

ワイヤーを固定するブラケットを金属にしているタイプのものです。金属は薄くて丈夫にできているため矯正の中で最も安価で利用できます。しかし、銀色なのでよく人目に付きます。また、金属アレルギーの方は金属以外の素材のブラケットを使用る必要があります。

・審美ブラケット

ワイヤーを固定するブラケットにプラスチックやセラミック、ジルコニアなどを用いたものです。白色や透明な素材を使うことで矯正が目立ちにくくなります。種類が豊富なため、目立つのが気になる方や金属アレルギーをお持ちの方にオススメです。

・マウスピース矯正

歯に透明なマウスピースをつける矯正方法です。あまり目立たず、自分で取り外しができるのが魅力です。しかし、歯科医に指示された装着時間を守らないと効果がありませんので注意が必要です。
現在、歯並びを治す治療法はたくさんあります。料金や負担度など、決め手は様々ですので、ご自分にあった治療法を歯医者さんと相談して決めてくださいね。

 

【必見】歯並びが悪いことで起こるリスクについて歯科医が簡単解説!

おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪

実は、歯並びが悪いことで起こるリスクは非常にたくさんあります。口内の健康面だけでなく、精神的にも、さらに言えば対人関係にも影響が出る場合があります。

今回は、そんな歯並びが悪いことで起こるリスクについて、また歯並びのセルフチェック方法についてご紹介します。

■歯並びが悪いと起こり得るリスクについて

・虫歯を発症しやすくなる
歯並びが悪いと虫歯になる可能性が高まります。治療をして虫歯を除去できても歯並びが悪い箇所は歯磨きで磨き残してしまうことが多いため、清潔に保つことが難しいです。そのため、細菌が残りやすく虫歯が再発する可能性が高くなります。また、他にも歯が折れてしまうなどの弊害がでることがあります。

・歯周病の進行速度が早まる

30代になると歯周病になるリスクが増えます。歯並びが悪い場合は、さらに歯周病の進行速度もあがってしまいます。

・歯茎が落ちやすくなる

顎の中に歯が収まらないと歯が顎から飛び出す形となり、その分歯茎が下がってしまいます。年を重ねるごとに歯茎がどんどん下がっていき、歯周病の悪化とともに歯が抜け落ちてしまうケースもあります。

・顎関節症を発症しやすくなる

歯並びが揃っていないと、常に歯同士が顎の中で押し合うことになってしまうため、噛み合わせがとても不安定な状態になってしまいます。若い間は、あごの関節や筋肉が柔らかいため多少の変化にも適応できますが、年をとり、関節が固まると噛み合わせの変化に追いつかなくなり顎関節症を発症しやすくなってしまいます。

・歯の見た目や口臭にコンプレックスを持ってしまう

歯並びが悪いと、見た目や口臭によって日常生活のさまざまな場面で悪い印象を与えてしまいます。自分の印象が気になって人とうまく話せなかったり、口を開けて笑えなかったり、口臭が人に悪い印象を与えてしまったりするなど、歯並びの悪さが原因で日常生活に悪影響を及ぼしてしまうことがあります。

■セルフチェックする方法について

・自分の口臭が気になる
・永久歯が28本ない
・歯の間に隙間が多い
・笑うと歯茎が見える
・朝起きるとよく喉が渇いている
・よく歯ぎしりをしている
・よくいびきをかいて寝ている
・口を閉じた時に顎にシワができる
・頻繁に口が開いていると指摘される

以上の項目から4つ以上あてはまるのもがあれば歯並びに問題がある可能性があります。そのため、歯科医に診察してもらうようにしましょう。

歯並びが悪いと虫歯や歯周病などの口内のトラブルになりやすいです。そのため、口内の健康面はもちろん、自分の笑顔に自信が持てなくなったり精神的にも負担になります。そのため、歯並びが悪い場合は、早めに治療するようにしてくださいね。