おはようございます☆黒岩歯科医院院長の黒岩司です(^^♪
明日、6/4は「虫歯の日」ということで、今週は、「歯の衛生週間」
と位置付けられています☆
ということで、虫歯のネタを紹介!
皆さんはお子様の時の虫歯は何処からやってくると思いますか?
きっと多くの方が「親からの遺伝」という噂を思い出されたのでは
ないでしょうか。
実は、この噂は間違いなのです。
親が原因であることは変わりませんが、遺伝が原因ではありません。
では、一体何が原因でお子様に虫歯ができてしまうのでしょうか。
虫歯に苦しんだ経験がある方は、愛するお子様に虫歯になって
同じ苦しみを味合わせたくないですよね。
そのためにも、お子様に対する行動を見直してみましょう。
もしかしたら、既に虫歯にさせてしまう原因を作ってしまって
いるかもしれません。
そのような場合は、しっかりと歯磨きをしてあげて、
虫歯から愛するお子様を守りましょう。
今回は、親御さんに対して、お子様を虫歯にさせないための
行動をお伝えします。

まずは、虫歯が遺伝しない理由についてです。
親から遺伝するのは歯並びや歯の形、質であり、虫歯菌は遺伝しません。
ご両親がどんなに虫歯を多く発症されていた場合でも、
生まれた時には虫歯菌は存在しないのです。
生まれた時点では、誰もが虫歯に成らない可能性を秘めています。
その可能性を奪ってしまうのは、親御さんの行動なのです。
お子様を思ってした行動が、将来のお子様を苦しめてしまうことは
十分に考えられます。
一度、自分たちの行動を振り返りましょう。
次に、お子様に対して控えて頂きたい行動についてです。
お子様に虫歯菌を移してしまう経路は大きく分けて3つあります。
1つ目は、キスなどの過度なスキンシップです。
自分の子どもですから、可愛くてたまらないのは理解できます。
けれども、キスした瞬間に虫歯菌が移ってしまうのです。
もし、キスを我慢できない場合は、頬など口以外の場所にしてあげましょう。
2つ目は、食器の共有です。
大人が食事に用いる食器をお子様に用いてしまったり、
お子様のスプーンを大人が使ってしまったりしてしまうと、
お子様の口内に虫歯菌が入ってしまいます。
どんなに丁寧に洗っても、虫歯菌を除去することは困難です。
子供は子供、大人は大人でしっかりと使う食器を分けてあげましょう。
3つ目は、噛み与えです。
温度を確かめたり、硬さを確かめたりするためにされている方も
いらっしゃるかもしれませんが、しないようにしましょう。
噛み与えは効率的な食事の方法です。
しかし、効率を優先して、お子様を苦しめるような結果に至るのは
親として許せませんよね。
しっかりと手をかけて食事を与えるようにしましょう。
今回は、親御さんに対して、お子様を虫歯にさせない方法について
ご説明しました。
どんなに注意していても、生活を送っていく中で、
虫歯菌は感染してしまいます。
少しでも虫歯になる可能性を下げられるように、
できる限りの行動をしていきましょう(^^)v
↓HPは以下のバナーをクリック↓

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!