おはようございます☆黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^♪
この時期冷たいものが歯にしみますよね!
私の歯科医院では、患者様が口をゆすぐ水の温度を調整し、
少し温かくして歯がしみにくい工夫をしています☆
さて、「冷たいものが歯にしみる」
知覚過敏になると、アイスや冷たい飲み物を
楽しめなくなってしまいますよね!
知覚過敏は、基本的には、歯科医院で治療するのが
望ましいと言われています。
「でも、当分病院に行く時間はない!」
お仕事が忙しい方の中には、病院に行く時間が取れない方も
いらっしゃると思います!
そんな方に向けて今回は、自分でできる知覚過敏の治し方について
ご紹介します!
■歯磨きの力を弱くする
まず日常的にできる方法としては、歯磨きの時に、
歯ブラシを歯に押し当てる力を弱くするという方法があります。
歯磨きの力が強すぎると、歯茎の組織が傷ついてしまうというのは、
みなさんご想像の通りだと思います。
しかし、歯磨きの適切な圧力をご存知の方は、
どのくらいいらっしゃるでしょうか?
歯磨きの適切な圧力は、重量で言うと150g~200gであると言われています。
料理で使う測りに、歯ブラシを押し当ててみてください!
このときに、150g~200gの重量になる力が、歯磨きでの適切な力です。
これを実際に行ってみると、自分が思っている以上に
弱い力であることがわかります!
これくらいの力でも、十分に汚れが落とせるということが分かっています!
実際に、歯磨きを行うときは、毛先が広がらないぐらいの力で行いましょう!
■専用の歯磨き粉を使う
知覚過敏を治すには、知覚過敏専用の歯磨き粉を使用するのも、
方法の一つです。
歯の表面はエナメル質と呼ばれる組織で覆われており、
このエナメル質には痛みを感じる神経はありません。
しかし、何らかの原因でエナメル質が削れてしまうと、
痛みを感じる神経が存在する象牙質という組織が露出してしまいます。
この象牙質が露出してしまうと、冷たいものが口に入った時に、
痛みを感じてしまいます。
知覚過敏専用の歯磨き粉を使用することで、歯磨き粉内の成分が、
痛みを感じる神経を保護し、歯痛を感じにくくなります。
知覚過敏専用の歯磨き粉としては、「シュミテクト」や
「デントヘルス」などが知られていますので、試してみてください!
■Part1 まとめ
今回は、知覚過敏を自分で治す方法として、
「歯磨きをする時の力加減」と「知覚過敏用の歯磨き粉」について
ご紹介しました。
次回も引き続き、知覚過敏を自分で治す方法についてお話しします!
ただし、病院に行く時間がとれる際は、
できるだけ早く歯科医院にご相談することをお勧めします!

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!