おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/
前回は、「骨がないとインプラントはできない?」というお話をしました。
その答えは、「骨がなくても、骨をつくってインプラント治療はできる」です!
さて、今日は、引き続き、インプラント治療のお話をします。
「インプラント治療中は歯がないの?」というテーマでお話しします。
虫歯や歯周病、歯根破折などの理由で歯を抜かざるを得ない状況で、
抜歯後はインプラント治療をする場合、
今までは、まず抜歯して、それから数か月待って、そこからインプラントを
埋入し、そこからさらに数か月待って、かぶせ物が入るという流れでした。
現在の私の治療のスタンダードをご紹介します。
この患者様は、歯根破折が理由で、この歯を抜かざるを得ない状況になり、
抜歯後はインプラント治療を希望されました。

まず抜歯をします。

その後、インプラントを埋入します。

CI8.bmp
そして、同日に仮歯を作製します。


仮歯のある状態で、2~3か月定着を待ち、
最終的なかぶせ物が入ります。

C38.sc
CI10.bmp
これが今の私の治療のスタンダードになります。
従来よりも、治療期間が短縮され、治療期間中も歯があるので、
患者様のQOL(生活の質)を維持できます。
当然、痛み・腫れはありません。
もちろん、あまりに骨がない場合は、手術当日に仮歯が入らない場合も
ありますが、骨がある場合は、今回の様な治療が可能です。
これが今のスタンダードですが、技術はどんどん進歩します。
治療を受けられる患者様の立場に立って、常に技術を
アップグレードしていけたら良いかと思います。
5年後にはまた新しい治療になっているのでしょうね!
ではまた☆
黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!