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長野県佐久市の歯医者、黒岩歯科医院のブログ

口臭の原因って何?☆

おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/

今回の内容はみなさん一度は気になったことがあるのではないでしょうか?
『口臭』です!

人と会話をしていて自分の息が臭ってないか気になったり、
相手の口臭が気になったりしてしまうことって結構ありますよね。
口臭の原因がわかれば対策ができそうですよね!
口臭の原因は何なのでしょうか?
口臭の原因は以下のようなものが挙げられます。

・歯周病

・むし歯

・歯垢

・歯石

・歯の詰め物

・舌

・口の乾燥

など。
細かく言えば細菌がだ液や食べかすなどに含まれるタンパク質を分解する際に、
硫化水素やメチルメルカプタン、ジメチルサルファイドというガスを
産生するんです( ´Д`)
これが口臭の主な原因となる物質です。

しかし残念ながらこの細菌が食べかすなどを分解する過程を
食い止めることはできません。
でほどう対策するか・・・

一番効果が期待される対策はやはり歯みがきでしょう!
でも歯みがきを一生懸命にやることは大事なんですが、
重要なのは口臭の原因を作り出す原因、つまり食べかすや細菌を
減らす歯みがきをするということが大事なんです( ˘ω˘ )

実は先ほど挙げた口臭の原因には共通点があるんです。
それは全て細菌が関わっているという点です。
歯垢はそれそのものが細菌の塊、歯石は歯垢が固まったもの、
歯周病やむし歯はご存知の通り細菌が原因でなるものですよね。

では詰め物や舌、お口の乾燥はなに?ってなる方もいるかもしれませんね。
詰め物は材質によってはとても汚れ(細菌)が付着しやすいんです。
とくにプラスチック(レジン)や金属は付着しやすいんです。

じゃぁ舌は?です。
舌は表面がザラザラしてますよね?
舌の表面は乳頭というヒダヒダがたくさんあるんです。
ちょうど歯ブラシのブラシ部分のようになっていて、ブラシの毛と毛の間に
除去された食べかすが詰まるように、舌のヒダヒダの間には細菌が
存在しているんです。

口の乾燥についてはだ液が関係しています。
だ液は常に口の中を循環していて、汚れや細菌を洗い流す役割があるんです。
だ液が少なく口が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなってしまうという
ことですね。

とりわけ歯周病が口臭の原因と言われることが多いのには
理由があると思います。
歯周病菌は歯周ポケットといって、歯と歯茎の間の溝の深いところに
存在しています。
そのため、だ液が循環したり歯みがきを一生懸命やっても
なかなか深いポケットの底の間までは除去されず、その細菌は
停滞し続けることになってしまいます。

ということで、口臭を改善するためにはこの細菌たちを減らすことが
重要ということがわかっていただけたと思います。

結局はむし歯も歯周病もそして口臭も、口の中の病気や症状は
細菌が原因であることが多いということですね。

黒岩歯科医院では予防歯科に力を入れており、
歯科衛生士によるブラッシング指導を徹底的に行っています!
これまでもブログで「むし歯や歯周病は予防が大切!」
としつこく書いてきましたが、むし歯や歯周病を予防することは、
口臭の予防にも大きな効果を発揮するということですね!

これからはむし歯や歯周病に加え、口臭の予防も考えながら
口腔ケアをしていくといいですね(^.^)

ではまた☆

黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

黒岩歯科医院

歯に詰め物をした後もしみるけど大丈夫?☆

おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/

先日の土曜日は、子供の運動会があり、私は仕事をお休みさせてもらいました。
ご迷惑をおかけしましたが、子供の頑張っている姿をみることができて、
非常に良い機会になりました!

さて、今回は
『むし歯の治療で詰め物をしたのにその後も冷たいものがしみるけど大丈夫?』
という内容をお話ししようと思います。

むし歯を詰め物で治した後も冷たいものがしみることってありませんか?
まず、歯がしみる仕組みについてお話ししますね。
歯は3層構造になっていて、外側からエナメル質、象牙質、歯髄(歯の神経)
となっているんですが、感覚がないのは1番外側のエナメル質だけで、
象牙質、歯髄は痛みを感じます。

歯は皮膚や粘膜と違い、触っているという触覚、押されているという
圧覚などの神経の線維がなく、触るも押すも冷たいも温かいも
全て痛いと感じます(´・ω・`)
なので冷たいものを食べるとしみて痛みを感じるのも
そういった仕組みなんです。
エナメル質の厚みが薄かったりすると象牙質や歯髄までの
外界からの距離が短くなり、温度が象牙質や歯髄に伝わりやすくなるため
むし歯がなくても歯がしみることがあるというわけなんです。

さて、今回はむし歯の治療した後、とくに詰め物をした後も
まだ歯がしみることがあるけど大丈夫なのか?という内容なのですが、
なぜこういうことが起こるんでしょうか?
実はこれも知覚過敏と同じような仕組みで起こるんです。
これはとくに金属の詰め物(銀歯や金歯)で治療した時に起こりやすいんです。

詰め物の型をとってむし歯を治すときは先ほど出てきた象牙質の範囲まで
歯を削ることが多いんですね。
そこに金属製の詰め物を入れると、金属は非常に温度を伝えやすいので、
当然象牙質にも温度が伝わりやすくなります。
それで歯がしみるんです。

でもむし歯自体は取り切っていますので、問題はないのですが、
患者様は心配になりますよね。
なので金属製の詰め物を装着してむし歯を治す際は、
「治療後、食事やうがいの時にしみることがあるかも知れませんが
心配ないですよ」とあらかじめ説明するようにしています。
また、その後来院された際に「前回詰め物を入れたところは大丈夫でしたか?」
と確認するようにしています。

この治療後にしみるという症状は徐々に改善してくることがほとんどで、
だいたい2〜4週間ぐらいでよくなります。
人によっては全くしみない方もいますし、
よくなるのに2〜3ヶ月かかる方もいます。
しみている間は冷たいものをできるだけ控えていただいたりして
経過を見ることが多いのですが、知らないうちにしみなくなっているというのが
ほとんどです。

詰め物には金属製のものではないものもあります(^^)
プラスチック(樹脂)やセラミック、ジルコニアです。
これらは金属より温度は通しにくいので詰め物を装着後しみることは
あまりありません。
装着後にしみるしみないということもありますが、汚れの付きにくさや
虫歯になりにくさ、歯のもちを考えた際にはやはり
セラミックやジルコニアでの治療はおすすめです。

せっかく治療してもまたむし歯になりやすかったら
あまり意味がないと思いますので。
治すのであればしっかり治して二度とむし歯にならないようにしたいですよね。
いろんなことを考えて詰め物の種類をお考えいただくといいと思います(^.^)
今回は『歯に詰め物をした後もしみるけど大丈夫?』という内容でした☆

ではまた☆

黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

黒岩歯科医院

麻酔が効きやすい人、効きにくい人ってあるの?☆

おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/

今回は歯の治療で多く使われる麻酔についての内容でです!
麻酔が効きやすい人と効きにくい人に違いがあるのでしょうか?

歯の治療においてよく使われる麻酔。
使う麻酔薬は同じでも、麻酔を打つ部位や方法によって
効きやすさが異なります。
麻酔薬にもいくつか種類がありますが、麻酔の効果に大きな差はありません。
つまりどの麻酔薬を使っても、痛みを遮断するという根本の役割は
変わらないということです。
しかし、実際に治療時に麻酔をしても少量の麻酔でしっかり効く場合と、
これでもかというほど麻酔をうっても効きが悪い場合とがあるのは事実です。
何に差があるのでしょうか?

麻酔の効果は麻酔の針を刺す部位によって違う
むし歯の治療を行う際に単に麻酔をするといっても、
実は歯医者さんは針を刺す部位を微妙に変えているのです。
歯ぐきに麻酔の針を刺すということには概ね変わりはないんですが、
歯ぐきのどこに針を刺すのかということです。
細かく歯ぐきのここら辺にうつとか、そこにうった後ここにうつ
などといった話をここでしても仕方ないのでそのあたりの内容は省略します。
しかし、初めから短時間でしっかり効かせようとすると
それなりに麻酔自体が痛いということも否めません。

麻酔の効果はどの部位の治療を行うかによって違う
麻酔が効きやすい、効きにくいの違いは治療をする部位によって差があります。
つまり、上の歯なのか下の歯なのか、前歯なのか奥歯なのかということです。
下の歯より上の歯のほうが麻酔が効きやすく、
奥歯より前歯のほうが麻酔が効きやすいのです。
麻酔の効きやすい順番は以下の通りです。

上の前歯、上の奥歯、下の前歯、下の奥歯

よく「下の親知らずを抜歯したときに麻酔が効きにくかった」
という話を聞きますが、下の親知らずは下の一番奥の歯なので、
歯の中で一番麻酔が効きにくい部位だからなのです。

麻酔の効果は症状(炎症)の度合いによって違う
麻酔を使うタイミングは症状が強くて麻酔をしないと治療ができない場合と、
抜歯のように今は症状は強くないけど
治療の際に強い痛みを伴う場合とがあります。
痛みがあるときは強い炎症を伴っている場合で、痛みがないときは炎症は
弱い場合ですが、これらによっても麻酔の効きやすさに差が出てきます。
組織が炎症を起こしているとき、組織は酸性に傾いています。
麻酔薬はアルカリ性で、炎症を起こしている酸性の組織に
麻酔薬を作用させても、それが中和されてしまい効果が薄れてしまうのです。
炎症が強いほど酸性に傾いていて、麻酔が効きにくくなってしまうのです。
「下の親知らずが痛くなったので抜歯してほしい」という患者さまも
多くいらっしゃいますが、下の奥歯で炎症が強い場合は
最も麻酔が効きにくい状況なので、その日に抜歯することはやめましょう
と言うことが多くあります。
その場合は抗生物質や消炎鎮痛剤、うがい薬などを処方して
炎症が収まってから抜歯を行います。
下の奥歯がむし歯でズキズキ痛いといった場合も同様で、
麻酔が非常に効きにくいことがあります。

~まとめ~

麻酔の効きやすい、効きにくいというのはいろいろな要因があるんですね。
骨の厚みや質は人によって差がありますので、それを考えると
麻酔が効きやすい人と効きにくい人がいるということが
理解していただけたと思います。
しかし、同じ人でも麻酔をする部位や炎症の度合いによって
麻酔が効きやすい場合と効きにくい場合があるということも
わかっていただけたと思います。
今後もし歯医者さんで麻酔が必要な治療を行う場合は、今回の内容を
頭に入れて治療に臨んでいただけたら心の準備ができるかもしれませんね!

ではまた☆

黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

黒岩歯科医院

虫歯の治療中はモノを噛ではダメなの?☆

おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/

現在、黒岩歯科医院には、歯科衛生士学校の学生さんが、実習に来ています。
明るく、すごく勉強熱心で、スタッフへも非常に良い影響がありますね!
わずかな時間ですが、少しでも多くのことを学んでもらえればと思います。

さて、むし歯の治療中、「治療中の歯では物を噛まないようにしてくださいね」
と歯医者さんに言われた経験がある方も多いのではないでしょうか?

むし歯治療中は治療中の歯で物を噛んではいけないのか?
結論から言うと、治療中の歯の状態にもよりますが、
むし歯治療中の歯でも物は噛んでもOKです。

しかしできるだけ噛むのは控えたほうがよいということは
間違いないと思います。
そしてむし歯治療中の歯で物を噛む場合には条件があります。

1.痛みがない

2.歯の組織が十分に残っている

大きくはこの2つです。

治療中の歯に求められる条件は大きく2つですが、食べるもの(噛むもの)にも条件があります。

1.硬いものは避ける

2.粘着性の高いものは避ける

3.ぎゅっと噛みしめなければならないものは避ける

なぜむし歯治療中の歯では物を噛まないほうがいいのか?
治療中の歯で物を噛むというのは、いわばケガをしている手や足を
積極的に使うことと同じといってもいいでしょう。
ケガをしている手や足に積極的に負担をかけて使う人はいないと思います。
むし歯治療中の歯も同じです。
そしてむし歯治療中の歯は歯が薄くなっていることもありますし、
仮詰めの材料で埋めてあることもあります。
歯が薄くなっているところに硬いものを噛めば当然欠けてしまうことも
ありますし、仮詰めの状態の歯で粘着性の高いものを噛めば
当然仮詰めが取れてしまいます。

例えば詰め物の型を取った後に歯が欠けてしまうと、
もう一度型取りからやり直しです。
しかも欠けた部分は面が粗造なため、再度歯の形態修正が必要となるため、
さらに歯を削ることになってしまいます。

また、例えば歯の根っこの治療(神経の治療)の途中の場合、
歯の丈夫さが正常の歯と比べると低くなっているため、
歯が立て割れしてしまうこともあります。
歯は縦方向に割れてしまうと最悪の場合、抜歯になってしまうことも
ありますので、特に歯の神経の治療の最中は硬いものを噛むのは
避けたほうが良いでしょう。

具体的にどんなものは食べてよくて、どんなものを避けたほうがいいのか?
ある程度食べても良いもの

・豆腐や煮物など、歯に力がかかりにくいやわらかいもの
・芋やかぼちゃなどのほくほく食べられるもの
・山芋やセロリなどシャキシャキ噛み切れるもの

できるだけ避けたほうが良いもの

・パンやお肉、魚などのギュッと噛みしめなければならないもの
・ガムやキャラメルなど、粘着性が高く歯にくっつきやすいもの
・せんべいやピーナッツなどそれそのものが硬いもの

当然と言えば当然ですが、歯に負担がかかるものは
避けていただきたいということですね。

むし歯の治療中、食事がしにくくなってしまうのは
ある程度は仕方ないところがあるのが現実です。
しかし、絶対に治療中の歯で噛んではいけないということではない
ということです。
治療中の歯の状態をしっかり理解して、噛んでも大丈夫なもの、
噛まないほうがいいものを把握することが大切ですね。
もちろん治療を受けている歯医者さんに聞いておくことが
一番であることが間違いないのは言うまでもありません。
歯の治療を予定通り完了させるためにも、治療期間中の食事にも
しっかり気をつかっていただくことは非常に重要なんですね。

ではまた☆

黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

黒岩歯科医院