おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/
9月に入り、朝晩は大分涼しくなってきましたね☆
夏が終わり、日が短くなっていくのは寂しく感じますが、
過ごしやすい季節になるのは嬉しく思います☆
今回は歯周病の進行とも大きく関係する「オーラルフレイル」
についてお話ししたいと思います。
オーラルフレイルとは
近年よくテレビや本などでも耳にすることが増えた言葉なので、
聞いたことがある方も多いと思います。
オーラルフレイルとはオーラル(お口)フレイル(虚弱)
つまり「お口の老化」のことで、
以下のような症状があると注意が必要です。
①むせる、食べこぼす
②食欲がない、少ししか食べない
③柔らかいものばかり食べる
④滑舌の低下
⑤口の中が乾く
⑥自分の歯がない、顎の力が弱い
思い当たるもの項目はありましたか??
どれもが自分でも気がつきやすい症状ではありますが、
これらの症状は突然には起こらず、時間をかけて少しずつ進むため、
いつのまにか食べられる物が少なくなっていた…なんてことも起こり得ます。
このような加齢とともに起こる口腔機能の衰えにより、
栄養状態悪くなり、筋力の低下へとつながります。
筋力が低下すると外出への意欲も失われ、ますますお口への注意もなくなり、
さらに栄養状態が悪化、介護が必要な状態へ陥るという
悪循環に繋がっていきます。

健康的な人生を送るためには「オーラルフレイル」をいかに予防するかが
大切だとわかります。
できる対策は何?
先程あげた症状がまだない方、軽度の方ができるオーラルフレイルの予防、
それはまず、「噛める歯を残す」ことです。
歯を失う2大原因は虫歯と歯周病です。
しっかりと歯磨きを行い、虫歯と歯周病の予防を徹底することで、
最後までご自分の歯で過ごすことが可能になります。
すでに歯を失ってしまった方は、入れ歯やブリッジ、インプラントなど、
方法は色々ありますが、正しく補う歯を入れることで、
咬む力は格段に回復します。
オーラルフレイルの始まりにもなり得る「噛めない」という状態を
作らないことが予防の始まりだと考え、黒岩歯科医院では患者さまに
ご自分のお口や歯の状態を知っていただき、健康な状態を保つための
アドバイスをしております。
~まとめ~
オーラルフレイルは身体全体の健康と大きな関りがあり、
ご自分のお口への意識を高く持つだけで老化の予防につながることが
たくさんあります。
オーラルフレイルを予防して健康寿命を伸ばしていきましょう!
ではまた☆
黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!