おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^.^)
昨日はインプラントの講習会に出かけてきました。
コロナの制限も解除されはじめ、講習会もリアルなものが続々と続きます!
講習会だけでなく、参加者と知り合うことで、
ものすごく人脈が大きくなっていきます。
そういった出会いというのも、講習会の醍醐味ですよね!
さて、「歯がずきずき痛むから歯医者に通い始めたけど、
痛みがなくなったため中断してしまった。」こんなことありませんか?
もしこの記事を読まれている方に、そのような方がいらっしゃいましたら、
今すぐに歯医者に通い、治療を再開してください。
歯の治療を中断すると、後悔することになります。
今回は、歯の治療を中断してはいけない理由についてご紹介しますね!
○歯の神経を取ったままで放置している場合
よくあるのが、歯の神経を抜いたままで放置しているパターンです。
歯の神経を抜くと、今まで苦しめられていた痛みがなくなり、
治療に行かなくなってしまうことがありますが、これは非常に危険なことです。
歯の神経を抜いた後は、歯の内部が菌にさらされてしまいます。
歯の内部は菌に対する抵抗力が弱く、放置されると歯の内部に
汚れがたまってしまったり、虫歯が進行したりすることがあります。
場合によっては、1か月の中断でも歯の健康に影響が出ると言われています。
面倒くさがって治療を中断し、歯の寿命を縮めてしまうといった
問題も非常に多いため、注意するようにしましょう。
○仮歯のままで放置している場合
これも意外と多くあるパターンです。
プラスチック製の樹脂で作った仮歯を歯に被せることで、
一時的に見た目では歯が抜ける前に戻るため、見逃しがちな問題です。
この場合は、樹脂が長期間の使用を目的としていないため危険なのです。
また、仮歯は時間が経つと徐々にすり減っていきます。
仮歯がすり減っていくにつれて、隣の歯から少しずつ移動が始まります。
そして、被り物を被せるためのスペースがどんどんと失われてしまいます。
場合によっては、時間を空けて治療を再開したときに、
追加で歯を削らなければならなくなってしまったということもあります。
○薬を埋めたまま放置している場合
虫歯を治療する場合、まず歯を削って歯の神経を
鎮静する薬を入れて、経過を見る場合があります。
この時に、神経は薬の効果で痛みを感じにくくなっているため、
もう治ったと勘違いしてしまう人がいますが、これは非常に危険です。
薬を入れて様子を見ている段階の場合は、一応の処理のため、
内部の虫歯を完璧に取り除いていないことがあるのです。
また、仮の詰め物も長期間を想定していないため、
詰め物自体が徐々に崩壊するといった危険もあります。
後々になって、あの時しっかりと治療を完了しておけばよかった
と思っても、もう歯は戻ってきません。
今回は、歯の治療を中断してはいけない理由についてご紹介しました。
これらは一例であり、他にも様々な事例があります。
どのような事例であっても治療を中断しておいて、
良い結果に繋がることはありません。
必ず行っている治療は最後まで完了することを心がけましょうね!
ではまた☆
佐久市 黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!