おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^^)/
小学4年生と2年生になった息子達(^.^)
今日から地元の新しい小学校へ通い始めます!
新しい学校、新しい友達、また貴重な経験をしていくのでしょうね☆
黒岩歯科医院は、引き続き、臼田小学校の校医となり、
子供達のお口の健康をサポートしていきたいと思っています☆
さて、今回は『むし歯になりにくいお菓子の摂り方、選び方』
についてお話したいと思います。
みなさん、食べ物を食べた時お口の中がどのように
変化しているか知っていますか?
食事の際のお口の中の変化とは
お口の中の酸性度(ph)は常に中性に保たれていますが、
食事をするとお口の中の酸性度(ph)が変化するんです!
~お口の中で起こる変化~
①食べ物がお口に入るとむし歯菌が食べ物に含まれる糖を餌にして、
酸を作り出します。
②むし歯菌の作った酸により、お口の中が酸性になります。
③酸の作用によって、一時的に歯が溶けだします。
④唾液の再石灰化作用によって、40~60分ほど時間をかけて
中性に戻ります。
このように食べ物がお口の中に入ると酸性になったり
中性戻ったりしているんです!
お菓子を食べるときの注意点は?
*お菓子を食べる時間*
*お菓子を食べたあとのお口のケア*
*お菓子の選び方*
〖お菓子を食べる時間〗
お菓子を食べる時ダラダラと時間をかけて食べていませんか?
先程お話したように、お口の中が酸性になってしまうと
歯が溶けてしまいます。
お菓子を食べる時間が長ければ長いほど、お口の中の酸性の状態が
長くなってしまい、虫歯になりやすくなってしまいます。
お菓子を食べる時間を決めて〝ダラダラ食べ〟をやめましょう!

〖お菓子を食べたあとのお口のケア〗
むし歯予防としてお菓子を食べたあとは歯磨きすることが
とても大切です!
糖がお口に残っているとむし歯菌が酸を作り出してしまいます。
歯磨きができない時は、お水やお茶でお口の中を洗い流しましょう。
〖お菓子の選び方〗
もちろんお菓子の選び方にもポイントがあります!
①糖分が少ないもの
②お口の中に長い間残らないもの
③お口の中に入れている時間が長くないもの
*むし歯になりやすいお菓子*
チョコ、ガム、キャラメル、キャンディ、グミなど
*むし歯になりにくいお菓子*
ヨーグルト、おせんべい、プリン、ゼリー、ピーナッツ、クラッカー、果物など
*キシリトール配合のお菓子を選ぶ*
キシリトールとは砂糖と同じ甘さを持つ糖アルコール(人工甘味料)です。
キシリトールの特徴は、
・再石灰化を促す
・むし歯の原因となる酸を作り出さない
・むし歯菌を減少させる
というものがあります。
キシリトールはむし歯の原因にならず、さらに再石灰化を促すという
むし歯予防には非常にメリットがあります。

まとめ
今回はむし歯になりにくいお菓子の摂り方、選び方についてお話ししました。
普段あまり気にせずに食べているお菓子も、むし歯になりやすかったり、
ダラダラ食べもしてしまっていたことが多いと思います。
また、お菓子だけではなく炭酸飲料や、スポーツドリンク、
ジュースなどにも注意が必要です!
むし歯を予防するためには、お菓子の食べ方や歯磨きだけでなく、
定期的な検診もとても大切です!
黒岩歯科医院では食事指導も行っていますので、お気軽にご相談ください☆
ではまた☆
佐久市 黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司
長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!