おはようございます☆佐久市の歯医者黒岩歯科医院、院長の黒岩司です(^.^)
土曜日から医院を休診にさせてもらい、インプラントの講習会に
行ってきました!
今回は、基本に立ち返った内容の講習会を受講しましたが、
とても勉強になりましたが、実際に今日からの臨床に生かさないと
全く意味がなくなってしまうので、早速取り入れていこうと思っています!
さて、前回のブログでホワイトニングの種類についてお話しをしていましたが、
みなさん、ホワイトニングの効果は歯を白くするだけではないことを
ご存知ですか?
~歯が白くなる以外のホワイトニングの効果について~
①フッ化物を併用することで歯を強くする
よく患者さんからの質問で、
「ホワイトニングをすると歯が脆くなってしまうのでは?」
という質問がありますが
施術後にフッ素などを併用する場合は、歯を強くする効果があります!
ホワイトニング後の歯は一時的に歯を覆っているペリクルという
タンパク質の膜が消失し、外部からの成分を吸収しやすくなります。
その状態の歯質に歯を強化するフッ化物を作用させると
フッ素が浸透しやすくなり、むし歯の予防や歯を強くする効果があるのです!
ただしその分、施術後すぐの歯に対して酸性のものを摂取すると
歯がしみやすくなったり着色しやすいものを摂取すると、
せっかく白くした歯が色戻りしやすくなります。
オフィスホワイトニング施術後、もしくはホームホワイトニングを
行っている期間中は酸性のものは控えてもらうことと、
着色しにくい食事を摂っていただくことで歯を強化しながら
ホワイトニングの効果をより高めることができます!
酸性のもの
酢、お酢を含む飲料、柑橘類、炭酸飲料、梅干し等
着色しやすいもの
コーヒー、お茶、コーラ、赤ワイン、タバコ、醤油、ソース等
↑ホワイトニング後は上記のものは控えるようにしましょう(^.^)
ホワイトニングは、エナメル質の色素細胞を分解することで
白く見えるようにする処置です。
エナメル質への影響も炭酸飲料よりも低いと言われていますので
ご安心ください 。
②むし歯菌、歯周病菌の殺菌効果
ホワイトニングに使用される過酸化水素は口腔内や唾液の中に浮遊する
むし歯菌や、歯周病菌に対して殺菌効果を示します。
またホームホワイトニングの薬剤に含まれる過酸化尿素は、
分解されると酸素を発生させます。
これは嫌気性菌(酸素を嫌う菌)である歯周病菌に対して
その活動を抑える効果があり、欧米では実際に歯周病の治療に
用いられています。
ただしホワイトニングを行う際、歯茎に歯周病による炎症があると
歯の表面よりも先に歯茎の炎症に反応してしまい、
ホワイトニングの効果を充分に発揮できなくなってしまいます。
効果的にホワイトニングを行うためにも、歯周病がある場合は
別途治療を終えてからホワイトニングを行いましょう!
ホワイトニング用の歯みがき粉で歯は白くなる?
~歯磨き粉によるホワイトニング効果について~
日本で市販されている歯磨き粉には、歯の色そのものを白くするという
効果がある成分は含まれていません。
「ホワイトニング」と表記のある歯磨き粉は、研磨剤による
着色除去効果を期待するものであるため、歯の表面についた茶しぶなどの
着色には効果がありますが、歯本来の色を白くする効果はありません。
歯の色そのものを白くしたい場合は、漂白効果のある
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングを行う必要があるのです。
そのため歯磨き粉でなかなか白くならないからと言って、
歯をブラシで強く擦ってしまうのはNGです。
歯の表面や歯茎を傷つけてしまうだけではなく、
歯の表面のエナメル質が薄くなることで一層下の象牙質の色が透けると
歯が黄色く見えてしまったり、知覚過敏の原因になります。
エナメル質が薄くなるとホワイトニングの効果も出にくくなって
しまいますので注意しましょう。
~まとめ~
ホワイトニングの意外な効果と作用とは、
①ホワイトニングはフッ化物を併用すると歯を強くする効果が高まる
②ホワイトニングの薬液に含まれる過酸化水素や過酸化尿素は
むし歯菌や歯周病菌に殺菌効果を示す
③歯本来の色を白くしたい場合は歯磨き粉ではなく、
ホワイトニング処置を行いましょう!
白く綺麗な歯は、清潔感があり口元も若々しくなりますね!
きれいになった白い歯を保つためには、正しい歯みがきと定期検診で
クリーニングを行うことと定期的なタッチアップを行うことで
効果的に維持することができます。
現在、黒岩歯科医院では、ホワイトニングキャンペーン実施中です(^^)/
6/10までの契約は、ホームホワイトニングを現行の¥30,000(税込み)で
行います!
その後は、値上げを予定しています!
ホワイトニングが気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください(^.^)
ではまた☆
佐久市 黒岩歯科医院
院長 歯科医師 黒岩司

長野県佐久市生まれ。
平成25年に黒岩歯科医院を継承し、現在は院長として日々患者様の治療にあたっています。
患者様の歯だけを診るのではなく、患者様に対して全力で向き合う姿勢を持ち続け、これからもより地域の方々に信頼される歯科医院を目指していきます!